イーニン(伊寧)郊外
農村地帯の人々と風景
郊外の農村地帯に行き見かけた農家の外壁です。白い壁にベージュ色の窓が印象的でした。建築途中の家では、レンガ積みの職人が休憩していました。この地域の住宅はレンガで作り、モルタルで仕上げ、右の写真の家のように彩色されていきます。
農家の主婦は、草刈り用の刃先の長い鎌を使っていました。家で飼育しているヤギにポプラの葉を与えていました。主婦の後ろの木になっている実は
リンゴです。
農家の庭では、ロバや鳥も飼育されていました。
道路には、村の人たちが立ち並んでいました。 ヤギを連れて散歩をしている人もいました。
道を黒い羊の群れが走り去って行きました。道ばたでは、カザフ族のお婆さんがいました。
山岳地帯から流れて来て、この農村地帯を潤している用水です。水温は、かなり低く途中まで
地下水路を流れて来たのではないかと思われます。地下水路は、「カレイド」と呼ばれています。
子供を抱いた、農家の男性。少数民族間の結婚では、子供は2人まで持つことが出来ます。この制度は、1980年頃から始まっています。
民族服の女の子(中央)が通り過ぎて行きました。オート三輪の乗り合いバスには、数人が乗っていましたが、田舎では良く見かける情景です。
昼食に訪れた、農家ですが入り口からブドウ棚のアーチが有り、4-5種類のブドウが栽培されており、通路の奥にはリンゴが実っていました。風通しの良いテラスで昼食を
とりました。
食事は、トマトベースの味付けでマトンと野菜が主な素材でした。農家の庭先で調理仕立ての料理が
出されました。デザートには、スイカ、ブドウなどがたくさん出ました。
別の農家の門から見たところですが、門柱にはお守りの言葉を書いた紙が貼られていました。